オイルマッサージとオキシトシン
❶ 「マッサージ」とは？！
マッサージは皮膚に施術することで、静脈系の血液の循環を改善したり、リンパの循環を改善したり・・・を目的とした手技療法。
マッサージはフランス発祥の手技療法。女性マッサージ師のことを、Masseuse、などといいますが、比較的英語圏でも浸透してます。ちなみに、男性のほうは、Masseuse。
マッサージの際に、精油（エッセンシャルオイル）、または精油の芳香を用いて心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目指す療法を、アロマテラピーという。
精油を使用した療法はヨーロッパでは比較的歴史のある伝統医学、民間療法である。
❷ 「マッサージ」＝「触れる」ということ
「手当て」と呼ばれる、手で行われる施術はきっと、有史以来存在するはず。
たぶん、医療なんかが成立するはるか前から、原始社会で村のヒーラーなんかが、治療として、やってきた「患者」に行っていたんだと思う。
もしくは、今も昔も母親がわが子に「痛いの痛いの、飛んでいけ」みたいな愛のあるスキンシップがおこなわれているし・・・。
事実「痛いの・・・」は世界中にある言葉らしい・・・。
子を思う親の気持ちは世界共通ということか。
話がそれましたが、「手当て」が時間を経て、スキルも加算され、「マッサージ」になっていったのだろう。
子供のときに、親との「触れ合い」が不足すると、「よくない大人」になっていくといわれる。
やはり「触れる」という効果は、確実に存在する。
❸ オキシトシンとは？！
オキシトシン（Oxytocin）とは？！
1906年に発見されたホルモンの一種で。
オキシトシンは良好な対人関係が築かれているとき分泌される。
また闘争欲や遁走欲、恐怖心を減少させるといわれる。
1990年代に実施された、オキシトシンをヒトに投与する実験では、鼻からの吸引によるこの実験では金銭取引において相手への信頼が増すことが判明した。
盲目的に信頼したといえ、損害を蒙ってもオキシトシンが再投与されれば再び相手を信頼し、不利な取引契約を締結してしまう傾向がみられた。
日本ではまだだが、オキシトシン経鼻薬は欧州で授乳促進の適応で承認されている。
日本でも、自閉症の子供にオキシトシンを投与する実験が行われ、症状が改善した結果が出た。
❹ 「マッサージ」の「気持ちいい」には科学的にも意味がある
好意を持つ人や、お互い愛情のある人同士の肌のふれあい＝スキンシップ、のような、身体の一部のふれあいで、オキシトシン（＝愛情ホルモン、とも呼ばれる）が分泌されるといわれる。
結果、幸せを感じやすくなり、人間関係が良好になる傾向がある。
代表的な例は、乳児が母乳を吸うときに、母親からオキシトシンが分泌される。また、仲のいい友人同士の会話中でもオキシトシンは分泌されるといわれる。
マッサージの時も、施術者から分泌されることは、証明されている。
マッサージを受けるとき＝「触れる」の「気持ちいい」には道理的な理由がある、ということ。
❺ 当店グリーンヒルの「背中のアロマオイルマッサージ」の紹介動画
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